特集 産婦人科の大ピンチずかん
【Ⅱ.婦人科領域での大ピンチ】
13.排卵誘発中の大ピンチ
久須美 真紀
1
1山王病院リプロダクション・婦人科内視鏡治療センター
キーワード:
レトロゾール(フェマーラ®)
,
クロミフェン(クロミッド®)
,
FSH製剤(ゴナールF®/フォリスチム®)
,
hMG製剤
,
hCG投与タイミング
Keyword:
レトロゾール(フェマーラ®)
,
クロミフェン(クロミッド®)
,
FSH製剤(ゴナールF®/フォリスチム®)
,
hMG製剤
,
hCG投与タイミング
pp.439-444
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000001575
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
・卵胞発育不全:11mm以上の卵胞が14日以上育たずE2低値時は,FSH,LH,E2を確認し撤退または投与量変更.リセット療法やエストロゲン補充を検討.
・排卵しない:卵胞が十分発育した後も排卵しない場合,hCG投与タイミングを再評価.卵胞径18~20mm以上が望ましい.
・頸管粘液減少・内膜菲薄化:クロミフェン,レトロゾールの抗エストロゲン作用による.十分なE2上昇を待ち,hCGで排卵を同期しIUIを併用することを考慮する.
・卵胞多数発育:18mm以上4個で多胎リスクがあるため,キャンセルを考慮する.3個程度の排卵が期待できる16~18mm時に早めに排卵誘起するか,またはARTへの移行を考慮する.

Copyright © 2026, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.

