特集 産後の母子を支える想いを聴く
—コラム—「産前・産後サポート事業ガイドライン 産後ケア事業ガイドライン」が改定されました
『助産雑誌』編集室
pp.39
発行日 2021年1月25日
Published Date 2021/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201707
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2020年8月,厚生労働省から「産前・産後サポート事業ガイドライン 産後ケア事業ガイドライン」の改定版が発表されました。この改定は2019年12月に公布され,2021年4月1日に施行される「母子保健法の一部を改正する法律」の内容を反映したもので,「利用者の範囲拡大」や,「関係機関,および自治体間の協議・連携」といった内容が盛り込まれました。
また本事業の目的には,助産師を中心とした実施体制についてもうたわれています。「特に,出産後4カ月頃までの時期は,褥婦や新生児に対する専門的ケア(乳房ケアを含む)を行うことから,原則,助産師を中心とした実施体制での対応とする」という文言が有り,今後「産後ケア事業」を行うに当たっては,助産師の活躍がより求められるかと思います。
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