特集 子宮内膜・子宮内腔とその異常
Ⅱ.子宮内膜・子宮内腔の異常と治療
10.不育症・不妊症における子宮鏡検査で治療すべき病変
澤田 祐季
1
,
杉浦 真弓
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科産科婦人科学
キーワード:
子宮腔内病変
,
子宮鏡検査
,
子宮鏡下手術
Keyword:
子宮腔内病変
,
子宮鏡検査
,
子宮鏡下手術
pp.1371-1375
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000963
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要旨
妊孕性に影響を与える子宮腔内病変としては,子宮内膜ポリープ,子宮粘膜下筋腫,子宮腔癒着症,中隔子宮,慢性子宮内膜炎が代表的であるが,これらの病変の診断には子宮鏡検査が有用である.子宮鏡検査で病変を的確に把握し,症例ごとに適切な治療を選択することで,妊娠率および生児獲得率の向上を目指す.
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