増刊号 ─知りたい最新情報がすぐわかる!─不妊・不育症診療パーフェクトガイド
2.不妊症の検査・診断
《女性因子》
子宮鏡検査の適応と実施法
原田 竜也
1
1東京医科歯科大学周産女性診療科
pp.79-83
発行日 2016年4月20日
Published Date 2016/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208668
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
◉子宮内腔病変による着床障害は生殖補助医療によっても解決できない問題であり,その診断・治療は生児獲得のために不可欠である.
◉子宮鏡検査は低侵襲で多くの有用な情報を獲得でき,また検査のみでも妊娠率の向上が得られることから,優れた検査方法である.
◉子宮鏡検査は無麻酔で施行することが可能ではあるが,そのためには短時間で検査を完遂できるように手技の習得と準備が必要である.
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.