特集 再発・転移をきたした婦人科がんの治療―標準治療を超えた挑戦―
Ⅱ.子宮体がん・子宮肉腫
7.再発・転移性腫瘍へのホルモン療法の位置づけ
吉岡 恵美
1
,
伊藤 公彦
1
1関西ろうさい病院産婦人科
キーワード:
再発子宮体がん
,
ホルモン療法
,
子宮肉腫
Keyword:
再発子宮体がん
,
ホルモン療法
,
子宮肉腫
pp.1247-1251
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000930
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
要旨
再発・転移性子宮腫瘍の治療も,免疫チェックポイント阻害薬の導入など新たな治療戦略による個別化治療へと動き出しているが,ホルモン療法はホルモン受容体というバイオマーカーに基づいた個別化治療の先駆けといってよい.ホルモン療法は簡便で副作用も少なく,化学療法不適患者にも適した治療法で,比較的使用しやすい.現代におけるその位置づけについて解説する.
Copyright © 2024, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.