Japanese
English
症例
子宮内膜症に伴う慢性骨盤痛に対して交番磁界を用いた治療機器(AT-04)が有用であった1例
A case of chronic pelvic pain associated with endometriosis treated effectively using a new device AT-04, alternating magnetic fields
合阪 幸三
1
,
山村 菜実
1
,
平池 春子
2
,
長阪 一憲
2
,
甲賀 かをり
3
1御茶ノ水・浜田病院産婦人科
2帝京大学医学部産婦人科
3千葉大学医学部産婦人科
キーワード:
子宮内膜症
,
慢性骨盤痛
,
交番磁界
Keyword:
子宮内膜症
,
慢性骨盤痛
,
交番磁界
pp.1069-1073
発行日 2024年9月1日
Published Date 2024/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000866
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要旨
交番磁界治療器(AT-04)は線維筋痛症や腰痛症に対して有用であるとされている.そこで子宮内膜症患者で,薬物のみでは十分に慢性骨盤痛の改善がみられない症例に対して,薬物療法を継続しつつAT-04を1日2回使用させ,その効果を検討した.その結果,AT-04により慢性骨盤痛は有意に低下した.薬物療法によっても改善がみられない慢性骨盤痛を有する子宮内膜症に対するAT-04の有用性が示唆された.
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