Japanese
English
症例
妊娠初期に間葉性異形成胎盤を疑い,生児を得た1例
A case of a live birth suspected placental mesenchymal dysplasia in early pregnancy
杉野 健太郎
1
,
上村 直美
1
,
森川 香子
1
,
大野 正文
2
,
倉林 工
1
1新潟市民病院産婦人科
2新津産科婦人科クリニック
キーワード:
間葉性異形成胎盤
,
胎盤肥厚
,
囊胞状胎盤
,
胎児発育不全
,
PMD
Keyword:
間葉性異形成胎盤
,
胎盤肥厚
,
囊胞状胎盤
,
胎児発育不全
,
PMD
pp.835-839
発行日 2024年7月1日
Published Date 2024/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000786
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要旨
間葉性異形成胎盤(PMD)は極めてまれな疾患であるが,超音波断層法にて胎盤の囊胞状変化を呈する点で胞状奇胎との鑑別が重要となる.PMDは妊娠高血圧症候群,胎児発育不全,子宮内胎児死亡等の周産期合併症のリスクがあり,慎重な周産期管理が求められる.今回,妊娠初期にPMDを疑い,生児を得た1例を経験したので報告する.
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