特集 これでマスター! 最新 産婦人科ホルモン療法
第2章 各論
B 女性医学
13 閉経関連尿路性器症候群
寺内 公一
1
1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科茨城県地域産科婦人科学講座
pp.269-273
発行日 2024年3月25日
Published Date 2024/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000666
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
薬剤選択のポイント
ホルモン療法を行う唯一の理由が外陰腟萎縮である場合,あるいは全身的なエストロジェン投与の禁忌にあたる場合は,局所的ホルモン療法を選択する.
ホットフラッシュ・発汗などの血管運動神経症状をはじめとする更年期症状の治療を同時に必要とする場合や閉経後骨粗鬆症を合併する場合には,ベネフィットとリスクについて検討したうえで,全身的ホルモン療法を行う.
Copyright © 2024, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.