特集 ホルモン補充療法ガイドライン2025年度版改訂のポイント
Ⅱ.各論
6.閉経関連尿路性器症候群(GSM)に対しHRTは有効か?
北島 道夫
1,2
1高木病院女性医療センター
2国際医療福祉大学
キーワード:
閉経関連尿路性器症候群
,
genitourinary syndrome of menopause(GSM)
,
局所エストロゲン療法
Keyword:
閉経関連尿路性器症候群
,
genitourinary syndrome of menopause(GSM)
,
局所エストロゲン療法
pp.881-886
発行日 2025年8月1日
Published Date 2025/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000001298
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要旨
閉経関連尿路性器症候群(GSM)はエストロゲン欠落に加齢が伴った外陰・腟,下部尿路での多彩な症状とそれらに関連した性機能不全によるQOLの低下を包括的に表す疾患概念として提唱され,わが国でも浸透しつつある.様々な治療法が適用されているが,局所エストロゲン療法が病態に基づきエビデンスをもった治療選択肢である.

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