特集 これでマスター! 最新 産婦人科ホルモン療法
第2章 各論
A 生殖内分泌
7 生殖補助医療における排卵誘発とトリガー
梶原 健
1
1埼玉医科大学産科婦人科
pp.136-141
発行日 2024年3月25日
Published Date 2024/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000645
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薬剤選択のポイント
これまでの治療経過,血清抗ミュラー管ホルモン(anti-Müllerian hormone:AMH)値や月経時の胞状卵胞数の測定(antral follicle count:AFC)と女性年齢や体重を組みあわせることにより卵巣の反応性を予想し,排卵誘発法と使用するゴナドロピン量を決定する.
トリガー法は併用した薬剤,卵巣過剰刺激症候群(ovarian hyperstimulation syndrome:OHSS)発症のリスクを考慮したうえで選択する.
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