特集 産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2023改訂のポイント―感染症・女性医学編―
Ⅱ.女性医学
7.緊急避妊法の実施法とその留意点は?
小澤 伸晃
1
1医療法人財団 仁寿会 荘病院
キーワード:
緊急避妊
,
レボノルゲストレル(LNG)
,
銅付加子宮内避妊具(Cu-IUD)
,
OTC化
Keyword:
緊急避妊
,
レボノルゲストレル(LNG)
,
銅付加子宮内避妊具(Cu-IUD)
,
OTC化
pp.31-37
発行日 2024年1月1日
Published Date 2024/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000510
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要旨
わが国で行える緊急避妊法は,レボノルゲストレル(LNG)内服と銅付加子宮内避妊具(Cu-IUD)の装着であり,両者とも適切に使用することにより有用性は高い.緊急避妊を行う際は,問診により状況を確認して,適切に緊急避妊法を施行し,その後の避妊法についても指導していくことが重要である.現在,LNG内服はオンライン診療でも行われており,OTC化が課題となっている.一方,Cu-IUDに関しては販売中止が決定している状態であり,代替方法を検討することが課題である.
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