Japanese
English
症例
子宮体部原発と考えられた悪性リンパ腫の1例
Malignant lymphoma originating from corpus uteri:report of a case
田島 朝宇
1
,
柴田 三郎
1
,
眞田 功
2
,
大河原 進
3
1荒尾市民病院産婦人科
2荒尾市民病院血液内科
3荒尾市民病院病理診断科
キーワード:
子宮体部悪性腫瘍
,
悪性リンパ腫
,
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
Keyword:
子宮体部悪性腫瘍
,
悪性リンパ腫
,
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
pp.917-924
発行日 2023年8月1日
Published Date 2023/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000349
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要旨
子宮体部を原発とする悪性リンパ腫(ML)の症例を経験した.MRI検査および腫瘍マーカーより子宮肉腫を疑い手術を施行したが病巣の摘出は不可能であり,病理組織検査からMLの診断に至った.化学療法,放射線療法を行うも初回治療開始から9カ月で死亡した.子宮体部原発のMLはまれな疾患であるが予後不良のため,本疾患を念頭においた診療が重要であると考えられた.
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