Japanese
English
症例
傍大動脈リンパ節腫大を契機として診断に至った子宮体部悪性リンパ腫の1例
Uterine lymphoma diagnosed through para-aortic lymph node enlargement:A case report
藤澤 恵悟
1
,
武内 享介
1
,
松井 萌
1
,
吉田 愛
1
,
山崎 友維
1
,
杉本 誠
1
1国立病院機構神戸医療センター産婦人科
キーワード:
子宮体部悪性リンパ腫
,
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
,
R-CHOP
Keyword:
子宮体部悪性リンパ腫
,
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
,
R-CHOP
pp.451-455
発行日 2025年4月1日
Published Date 2025/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000001104
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要旨
健診で指摘された傍大動脈リンパ節腫大を契機として診断に至った子宮体部悪性リンパ腫の1例を経験した.子宮体部原発悪性リンパ腫は非常にまれであり,多くの場合,非特異的な婦人科症状を伴う.一方,症状が存在しなくても骨盤内固形腫瘤や後腹膜リンパ節腫大,血清LDH値の上昇がみられた場合には原発性女性生殖器リンパ腫の可能性を考慮し,積極的な組織診断が必要である.

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