特集 図表・チャートでパッと理解! ここまでわかった産婦人科の病態生理
第4章 女性医学
9.骨盤内炎症性疾患(PID)
加藤 育民
1
1旭川医科大学産婦人科
pp.379-382
発行日 2023年3月25日
Published Date 2023/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000197
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骨盤内炎症性疾患(PID)は,頻回に罹患する患者も認め,診断や治療が遅れると,不妊や異所性妊娠などのリスクが高くなる病気であり,慢性的に骨盤痛が残ることもある.早期に,かつ正確に診断して,治療に結びつけることが必要である.本疾患に関しては,医療者側も正しく理解している方が多いとはいえず,早期の診断・治療につなげるためにも理解を深めることが必要である.
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