特集 救急放射線診断へのアプローチ
腹部/急性腹症 診断の進め方 婦人科救急疾患 骨盤内炎症性疾患(PID)
ウッドハムス 玲子
1
1北里大学病院 放射線診断科
キーワード:
急性腹症
,
MRI
,
骨盤内炎症性疾患
,
放線菌症
,
腹部CT
Keyword:
Abdomen, Acute
,
Pelvic Inflammatory Disease
,
Actinomycosis
,
Magnetic Resonance Imaging
pp.202-203
発行日 2018年10月1日
Published Date 2018/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2019006697
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診断のポイント
婦人科救急疾患は臨床症状より大まかな診断がついていることが多く,画像診断に苦慮することはそ れほどない。画像所見も特徴的であるため,基本的な疾患の画像所見をCT,MRIともに押さえておき, 丁寧に読影することが大事である。臨床的に外科的疾患との鑑別が難しい場合や,消化器が関与する 婦人科疾患があるため,腹部臓器全般をくまなく観察することも重要である。
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