特集 超音波がもたらす産婦人科診療の新機軸
Ⅱ.臨床への新たな活用法と工夫
4.胎児治療への応用
市塚 清健
1
,
イズデプスキ 達也
1
,
瀬尾 晃平
1
1昭和大学横浜市北部病院産婦人科
キーワード:
HIFU
,
TRAP sequence
,
FETOバルーン
Keyword:
HIFU
,
TRAP sequence
,
FETOバルーン
pp.139-143
発行日 2023年2月1日
Published Date 2023/2/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000037
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要旨
超音波とは普遍的エネルギーであり,産科の臨床現場においてはそのエネルギーをおもに診断に利用している.一方,婦人科臨床においてはそのエネルギーが子宮筋腫の治療に応用されている.産科領域,特に低侵襲性が求められる胎児治療にも超音波,その中でも強出力集束超音波が応用可能な病態があり報告例もある.本稿では強出力集束超音波についてその特徴,および胎児治療例,さらに今後応用が期待される病態などについて概説する.
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