特集 超音波がもたらす産婦人科診療の新機軸
Ⅰ.進化した超音波装置と近未来
3.高解像度のハイエンド装置を産科診療に活かす
長谷川 潤一
1
,
古谷 菜摘
1
1聖マリアンナ医科大学産婦人科学
キーワード:
高周波広帯域超音波プローブ
,
超音波断層法
,
形態学的診断
Keyword:
高周波広帯域超音波プローブ
,
超音波断層法
,
形態学的診断
pp.133-137
発行日 2023年2月1日
Published Date 2023/2/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000036
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要旨
近年,各社超音波診断装置の高解像度化が進んでいる.また,ハイエンドの機器においては特に,フォーカスという概念がなくなるほど良好な高分解能画像が浅部から深部まで,そしてペネトレーションよく得られるようになっており,検者にとって視認性が高く診断しやすい画像を広い範囲で得ることができる.超音波診断装置の高解像度化は,胎児だけでなく,子宮・胎盤などの形態学的診断の精度向上につながると考えられる.
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