特集 胎児治療の進歩と今後の展望
胎児治療が想定される胎児疾患の超音波診断
市塚 清健
1
,
奥山 亜由美
1
,
瀬尾 晃平
1
,
長塚 正晃
1
Kiyotake Ichizuka
1
,
Ayumi Okuyama
1
,
Kohei Seo
1
,
Masaaki Nagatsuka
1
1昭和大学横浜市北部病院産婦人科
pp.15-19
発行日 2023年1月25日
Published Date 2023/1/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000323
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はじめに
胎児疾患の自然史を含む詳細な病態の解明,および医療用デバイスの技術革新に伴い,胎児疾患に対する胎児治療の適応疾患は広がりをみせており,さらに治療法もより低侵襲なものへと進化を続けている。胎児治療を行ううえでは疾患名の診断のみならず,疾患の重症度や胎児治療の適応があるか否かなど詳細な評価が必須である。その評価を行ううえで超音波診断は重要な役割を果たす。
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