特集 これでわかる高齢者COPD診療
COPD診療における地域連携と多職種協働
COPD診療における地域連携
矢内 勝
1
1石巻赤十字病院呼吸器内科
キーワード:
COPD
,
地域医療
,
医療連携
,
石巻地域COPDネットワーク(ICON)
Keyword:
COPD
,
地域医療
,
医療連携
,
石巻地域COPDネットワーク(ICON)
pp.1534-1540
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001062
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Headline
・患者自身が慢性閉塞性肺疾患(COPD)という病気を理解し自己管理することが重要であり,そのためには医療者による適切な患者教育が必要である.
・COPDは,基幹病院で定期的に患者評価・教育を行い,普段はかかりつけ医で治療するという循環型の医療連携にもってこいの疾患である.
・COPD増悪は,死亡とADL低下の最大のリスク因子であり,その予防と早期対応は患者教育の重要ポイントである.
・重症増悪時は速やかに急性期病院が診療するという病診連携を構築すると,患者とかかりつけ医は安心感を得られ,COPD地域連携の円滑化が進む.
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