特集 大きく変貌したリハビリテーション医療―超高齢・重複障害に対する医療の切り札
各論:領域別のリハビリテーション医療
重度肥満症に対する減量・代謝改善手術と運動療法の役割
内藤 剛
1
1北里大学医学部下部消化管外科学
キーワード:
重度肥満症
,
減量代謝改善手術
,
運動療法
Keyword:
重度肥満症
,
減量代謝改善手術
,
運動療法
pp.731-734
発行日 2024年6月1日
Published Date 2024/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000828
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Headline
・肥満症に対する運動療法は単独ではほとんど減量効果はなく,中程度の食事制限と併用することにより体重減少効果が得られる.
・重度肥満症に対する食事療法・運動療法は効果は限定的で,長期的には効果を維持することは困難なため,減量・代謝改善手術と適切に組み合わせることで効果を発揮する.
・重度肥満症では,術前減量における運動療法や,術後のリバウンド予防目的での運動療法は効果的である.
Copyright © 2024, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.