特集 大きく変貌したリハビリテーション医療―超高齢・重複障害に対する医療の切り札
各論:領域別のリハビリテーション医療
肝臓リハビリテーション
上村 博輝
1
,
寺井 崇二
1
1新潟大学大学院医歯学総合研究科消化器内科学分野
キーワード:
サルコペニア
,
高齢化社会
,
肝臓リハビリテーション
,
肝筋相関
,
Society 5
Keyword:
サルコペニア
,
高齢化社会
,
肝臓リハビリテーション
,
肝筋相関
,
Society 5
pp.725-730
発行日 2024年6月1日
Published Date 2024/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000827
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・肝硬変はウイルス性,アルコール,肥満などの原因に伴う肝障害と引き続く線維化に伴って形成される.
・進行すると,循環動態の変化,全身性炎症・免疫系の変化,代謝・栄養障害などを背景に黄疸,浮腫,腹水,肝性脳症,サルコペニアを合併する非代償性肝硬変に至り,生活の質(QOL)を著しく低下させる.
・日本肝臓学会の社会保険委員会内に2022年10月に肝臓リハビリテーションワーキンググループを結成し,最初の取り組みとして,「肝臓リハビリテーションの指針」を作成し,肝疾患によるサルコペニア・ロコモ・フレイルに取り組んでいる.
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