特集 食道癌・胃癌・大腸癌,最近の診療を知る
総論
消化管癌における放射線画像診断の進歩
白神 伸之
1
1東邦大学医療センター大森病院放射線科
キーワード:
消化管癌
,
CT gastrography
,
CT colonography
,
dual energy CT
,
高精細CT
Keyword:
消化管癌
,
CT gastrography
,
CT colonography
,
dual energy CT
,
高精細CT
pp.885-892
発行日 2023年7月1日
Published Date 2023/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000319
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Headline
1 バリウム二重造影法は従来のフィルム撮影からDR(digital radiography),FPD(flat panel detector)と進歩しており,高精細な画像をデジタルデータとして保存できるようになった.
2 X線CT撮影法での診断は従来リンパ節や他臓器転移の診断にとどまっていたが,三次元再構成法の進歩で局所のステージングも行うことができる.
3 近年のdual energy撮影や高精細CTの登場でより正確な局所診断が可能になった.またフォトンカウンティングCTの登場がさらに正確な診断に寄与する可能性がある.
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