特集 ポストコロナ時代の感染症診療
第II章 感染症診療各論
[3]頭頸部感染症
3 副鼻腔炎
都築 建三
1
1兵庫医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科
pp.81-86
発行日 2023年3月23日
Published Date 2023/3/23
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000131
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Summary
1.ウイルスなど微生物が鼻腔内に侵入すると,鼻炎に続いて副鼻腔炎が生じる.
2.副鼻腔炎は,問診,視診(内視鏡),血液検査,培養,画像(CT・MRI),病理組織検査により診断する.
3.保存的治療と手術を組み合わせて,急性期は急性炎症の消炎,慢性期はステロイドの全身投与なく安定した病状改善と再燃抑制を図る.
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