特集 ポストコロナ時代の感染症診療
第I章 感染症診療総論
3 検体採取と輸送・保存
齋藤 良一
1
1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科分子病原体検査学分野
pp.14-17
発行日 2023年3月23日
Published Date 2023/3/23
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000117
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Summary
1.微生物検査において,検体採取と輸送・保存の各工程にかかわる適切な検体品質管理は,感染症の診断的価値が高い,高精度の検査結果を得ることに寄与する.
2.最適な検体採取時期に適切な手技を用いて十分量の検体を採取し,推奨される容器で輸送・保存される必要がある.
3.検体品質管理の重要性は職員研修などを通して継続的に各施設の医療スタッフへ教育される必要がある.
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