特集 ポストコロナ時代の感染症診療
第I章 感染症診療総論
4 感染症の迅速検査・遺伝子検査をどのように活用するか?
鈴木 広道
1
1筑波大学医学医療系感染症内科学
pp.18-22
発行日 2023年3月23日
Published Date 2023/3/23
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000118
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Summary
1.感染症の迅速診断としてイムノクロマト法を原理とする抗原検査が用いられており,医療現場において,今後も主要な検査法となる.
2.新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行に伴う全自動遺伝子検査装置の急速な普及により,遺伝子検査が診療に用いられるようになってきている.
3.全自動遺伝子検査を用い,1時間程度で網羅的病原体解析の結果が得られるようになり,高い臨床的有用性を発揮している.
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