特集 外来通院患者に行う検査,計画的にきちんと実施できていますか?
個別疾患・生活習慣編
骨粗鬆症
浦野 友彦
1
1国際医療福祉大学医学部老年病学講座
キーワード:
骨粗鬆症
,
骨代謝マーカー
,
ビスホスホネート製剤
,
デノスマブ
Keyword:
骨粗鬆症
,
骨代謝マーカー
,
ビスホスホネート製剤
,
デノスマブ
pp.229-234
発行日 2023年2月1日
Published Date 2023/2/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000057
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Headline
1 高齢者における脆弱性骨折はADL,QOL,さらには生命予後にも大きく影響するため,脆弱性骨折の大きな要因となる骨粗鬆症の早期診断と治療は重要である.
2 骨粗鬆症治療が中断されないように,外来経過観察時に骨代謝マーカーや骨量測定を定期的に行い,治療効果を患者・医師間で共有し,治療へのモチベーションを維持する.
3 骨粗鬆症治療で多く使用されているビスホスホネート製剤・デノスマブに関して,その特性を理解したうえで処方し,薬剤有害事象が発生しないように注意する.
Copyright © 2023, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.