特集 認知症を取り巻く現状:バイオマーカー、根本治療薬ってなに?
認知症診療の基本 診断、治療、BPSD対処の基本 嗜銀顆粒病
足立 正
1
,
和田 健二
1鳥取大学 医学部脳神経医科学講座神経病理学分野
キーワード:
Amyloid Beta Peptides
,
核上性麻痺-進行性
,
MRI
,
SPECT
,
認知症
,
脳循環
,
リン酸化
,
Tau Proteins
,
神経原線維変化
,
行動心理学的症候
,
嗜銀性細胞
,
頭部CT
Keyword:
Cerebrovascular Circulation
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Dementia
,
Tomography, Emission-Computed, Single-Photon
,
Amyloid beta-Peptides
,
Neurofibrillary Tangles
,
tau Proteins
,
Phosphorylation
,
Supranuclear Palsy, Progressive
pp.593-597
発行日 2022年5月1日
Published Date 2022/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2022195225
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<Headline>1 嗜銀顆粒は、高齢者において頻度の高い病理学的変化であり、側頭葉内側面から辺縁系に進展し認知機能低下に関与している。2 嗜銀顆粒病(AGD)は、記憶障害、情動障害を中心とした臨床症状を示し、側頭葉内側面前方の左右差のある萎縮および血流低下を特徴とする。3 AGDの多くはAlzheimer型認知症と臨床診断されているため注意する必要がある。
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