特集 これだけ知っておけば大丈夫!な認知症画像診断
認知症診断での核医学の活用法 これだけは知っておきたい
水村 直
1
1東邦大学医療センター大森病院 放射線科
キーワード:
Amyloid Beta Peptides
,
加齢
,
鑑別診断
,
認知症
,
脳化学
,
脳循環
,
脳血管障害
,
放射性核種イメージング
,
Tau Proteins
,
重症度指標
,
大脳萎縮
,
陽電子放射型断層撮影
,
分子イメージング
,
機能的神経イメージング
Keyword:
Aging
,
Cerebrovascular Disorders
,
Brain Chemistry
,
Cerebrovascular Circulation
,
Dementia
,
Diagnosis, Differential
,
Radionuclide Imaging
,
Severity of Illness Index
,
Amyloid beta-Peptides
,
tau Proteins
,
Positron-Emission Tomography
,
Functional Neuroimaging
,
Molecular Imaging
pp.1235-1245
発行日 2019年11月26日
Published Date 2019/11/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2020043019
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
脳機能画像は,病理変化に一致する典型的な機能障害の分布を呈することから,自覚的所見が得られにくい例に対する他覚的評価や病型分類・鑑別疾患による診断補助に寄与する。一方で,局所的には機能異常を反映しても,特異的な病理変化を示すものであるため特異的変化とはいえない。そのため,臨床症状や経過などを含めた考察を加えることで,病態を裏付ける情報を与える。今後,アミロイド,タウ・イメージングなどの病理変化を反映する検査法の普及によって,さらに病態解明に寄与することが期待されている。
Copyright© 2019 MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.