特集 明日の診療に役立つ 消化器内視鏡これ1冊
上部消化管 咽喉頭・食道 食道扁平上皮癌の内視鏡診断
有馬 美和子
1
,
都宮 美華
,
剛崎 有加
1上尾中央総合病院 消化器内科
キーワード:
腫瘍侵入性
,
リンパ行性転移
,
食道鏡法
,
食道腫瘍
,
扁平上皮癌
,
超音波内視鏡検査
,
超音波プローブ
Keyword:
Endosonography
,
Carcinoma, Squamous Cell
,
Lymphatic Metastasis
,
Esophagoscopy
,
Esophageal Neoplasms
,
Neoplasm Invasiveness
pp.90-93
発行日 2022年3月25日
Published Date 2022/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2022140969
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1.表在型食道癌の拾い上げ、精密診断と治療方針の決定において内視鏡は重要な位置を占めている。2.表在型食道癌は病型と深達度、深達度とリンパ節転移率が密接に関連しており、治療方針決定には深達度診断とリンパ節転移診断が必要である。3.通常観察で全体像を把握しながら拡大観察を併用して深達度診断を行う。4.高周波数細径超音波プローブはルーペ像をみるような壁断層像が得られる。5.超音波内視鏡(EUS)専用機では腹部・縦隔・頸部の3領域リンパ節を検索し、リンパ節転移の早期診断が可能である。
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