特集 脳卒中:内科医が知っておくべき最新診療
最新の脳卒中診断学 評価スケール
丸岡 響
1
,
平野 照之
1杏林大学 医学部脳卒中医学
キーワード:
神経症状
,
脳虚血
,
脳梗塞
,
予後
,
重症度指標
,
リスク評価
,
脳卒中
,
評価基準
Keyword:
Prognosis
,
Severity of Illness Index
,
Brain Ischemia
,
Risk Assessment
,
Neurologic Manifestations
,
Brain Infarction
,
Stroke
pp.619-623
発行日 2021年5月1日
Published Date 2021/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021216708
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<Headline>1 急性期脳梗塞に対して、静注血栓溶解療法に続き血栓回収療法の適応も拡大された。治療適応のある症例に対して迅速かつ安全に治療を行うことで、劇的に症状が改善する。その反面、適応外の症例に同治療を行うと重大な出血性合併症を起こし得る。2 適応症例を判断するために、神経症状および画像所見についてそれぞれNIHSS、ASPECTSでの評価が必須である。3 発症前のADLも血栓回収療法の適応を判断するための1つの項目であり、指標にはmRSがいられる。
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