特集 脳卒中:内科医が知っておくべき最新診療
脳卒中急性期治療 血栓回収療法
有馬 大紀
1
,
一ノ瀬 努
,
渡部 祐輔
1大阪市立大学 医学研究科脳神経外科学
キーワード:
カテーテル法
,
ステント
,
血栓除去術
,
時間因子
,
治療成績
,
脳卒中
,
頭蓋内血栓症
,
治療までの期間
,
血管内治療
Keyword:
Catheterization
,
Stents
,
Treatment Outcome
,
Thrombectomy
,
Time Factors
,
Stroke
,
Time-to-Treatment
,
Intracranial Thrombosis
,
Endovascular Procedures
pp.625-630
発行日 2021年5月1日
Published Date 2021/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021216709
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<Headline>1 機械的血栓回収療法は複数のRCTでその有効性が確認され、現在では急性期脳梗塞に対する標準的治療の1つとなりつつある。2 発症から来院まで(OTD)、来院から再開通まで(DTR)の時間を短くすべく、社会・院内のシステム構築が重要である。3 経過時間のみでなく、虚血ペナンブラ領域、虚血コア領域の画像診断に基づいた患者選択をすることで、機械的血栓回収療法の適応時間が延長しうる。
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