特集 一般内科医が知っておきたい最新の心筋症診療
心筋症の定義・分類と診療のポイント 心筋症の最新診療
杉浦 健太
1
,
北岡 裕章
1高知大学 医学部老年病・循環器内科学講座
キーワード:
血統
,
血栓塞栓症
,
心筋疾患
,
心筋症-拡張型
,
心筋症-肥大性
,
鑑別診断
,
心不全
,
不整脈
,
理学的検査
Keyword:
Cardiomyopathy, Dilated
,
Cardiomyopathy, Hypertrophic
,
Arrhythmias, Cardiac
,
Diagnosis, Differential
,
Cardiomyopathies
,
Heart Failure
,
Pedigree
,
Physical Examination
,
Thromboembolism
pp.455-459
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021196012
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<Headline>1 心筋症とは心機能障害を伴う心筋疾患である。2 原発性心筋症の主な病型は、拡張型心筋症、肥大型心筋症、拘束型心筋症、不整脈原性右室心筋症である。3 心機能や形態の異常が類似する二次性心筋症を見逃さずに診断し、治療へつなげることが重要である。4 病型ごとに頻度や機序は異なるが、いずれの心筋症でも心不全・不整脈・塞栓症などが重要な心事故であり、これらの合併症に対する予防・治療介入を適切に行う必要がある。
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