発行日 2005年4月1日
Published Date 2005/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005108602
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肥大型心筋症の予後は一般的に良好だが多彩である.突然死の家族歴,不整脈の有無,病因遺伝子異常の種類などにより,ある程度予測可能となってきている.単独で確実に予測できる指標はないが,予後改善が期待できる治療法もあるため明確な見極めが大切である.拡張型心筋症の予後は一般に不良であり,予後の予測はさらに困難だが,心移植や管理の厳密さを判断するうえで重要である
©Nankodo Co., Ltd., 2005