特集 膵疾患の診断・治療の進歩
各疾患の診断と治療 神経内分泌腫瘍の診断と治療
宮坂 義浩
1
,
大塚 隆生
,
中村 雅史
1福岡大学筑紫病院外科
キーワード:
ガストリノーマ
,
インスリノーマ
,
抗腫瘍剤
,
膵切除
,
膵臓腫瘍
,
アジュバント化学療法
,
神経内分泌腫瘍
,
多発性内分泌腫瘍1型
,
分子標的治療
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Insulinoma
,
Chemotherapy, Adjuvant
,
Gastrinoma
,
Multiple Endocrine Neoplasia Type 1
,
Neuroendocrine Tumors
,
Pancreatic Neoplasms
,
Pancreatectomy
,
Molecular Targeted Therapy
pp.1073-1078
発行日 2020年8月1日
Published Date 2020/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020360724
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<Headline>1 膵神経内分泌腫瘍は2019年に診療ガイドライン第2版が出版されており、これに基づいて診断・治療を行う。2 膵神経内分泌腫瘍は組織学的にNETとNECに分類され、NETの治療は切除を中心とした集学的治療を行うが、NECの治療は抗癌剤による薬物療法が主体となる。3 多発性内分泌腫瘍症1型やvon Hippel-Lindau病などの遺伝性疾患に合併する神経内分泌腫瘍は、散発性のものとは異なる診断・治療のアプローチが必要になる。
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