特集 膵疾患の診断・治療の進歩
各疾患の診断と治療 膵囊胞性腫瘍の診断と治療
中井 陽介
1
,
濱田 毅
,
小池 和彦
1東京大学 医学部光学医療診療部
キーワード:
危険因子
,
膵切除
,
膵臓腫瘍
,
膵嚢胞
,
糖尿病
,
肥満
,
リスク
,
アルゴリズム
,
超音波内視鏡検査
,
発癌
,
超音波内視鏡下穿刺吸引法
,
膵管内腫瘍
,
粘液性嚢胞腫瘍
Keyword:
Endosonography
,
Obesity
,
Risk
,
Algorithms
,
Pancreatic Intraductal Neoplasms
,
Pancreatic Cyst
,
Pancreatic Neoplasms
,
Pancreatectomy
,
Diabetes Mellitus
,
Risk Factors
,
Endoscopic Ultrasound-Guided Fine Needle Aspiration
,
Carcinogenesis
pp.1067-1072
発行日 2020年8月1日
Published Date 2020/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020360723
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<Headline>1 偶発的に発見される膵嚢胞性腫瘍の頻度は増加しており、糖尿病と肥満が危険因子とされている。2 膵嚢胞性腫瘍の発癌リスクも含めた診断法は確立されているとはいえない。3 膵嚢胞性腫瘍は、発癌リスクを考慮した長期にわたるサーベイランスが必要である。4 膵嚢胞性腫瘍の悪性化が疑われる場合は外科切除が基本である。
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