特集 ここまで明らかになった小腸疾患
小腸の検査方法 MRIを用いた小腸疾患の診断 Crohn病を中心に
竹中 健人
1
,
北詰 良雄
,
大塚 和朗
1東京医科歯科大学 消化器内科
キーワード:
Crohn病
,
病的狭窄
,
MRI
,
腸穿孔
,
小腸疾患
,
腸運動記録法
Keyword:
Magnetic Resonance Imaging
,
Constriction, Pathologic
,
Crohn Disease
,
Intestinal Perforation
pp.55-59
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020120528
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<Headline>1 機器の進化により撮影時間が短くなり、等張液で適度に腸管を拡張させたのちに、小腸を評価するMREが可能となった。2 Crohn病は再燃と寛解を繰り返す疾患であり、臨床的に寛解であっても、持続的な炎症が腸管狭窄・瘻孔・膿瘍といった合併症を形成する。3 Crohn病小腸病変のモニタリングは患者予後の向上をもたらすと考えられ、被曝のないMREが非常に有用であると考えられている。
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