特集 小児血液・腫瘍疾患の最前線
診療のトピックス 横紋筋肉腫に対する治療の新知見
宮地 充
1
1京都府立医科大学 大学院医学研究科小児科学
キーワード:
Cyclophosphamide
,
横紋筋肉腫
,
能動免疫療法
,
臨床試験
,
腫瘍ワクチン
,
サブユニットワクチン
,
Irinotecan
,
Vinorelbine
,
医薬品開発
,
WT1 Proteins
,
分子標的治療
,
寛解維持療法
Keyword:
Cancer Vaccines
,
Clinical Trials as Topic
,
Cyclophosphamide
,
Immunotherapy, Active
,
Vinorelbine
,
Drug Development
,
Irinotecan
,
Rhabdomyosarcoma
,
Vaccines, Subunit
,
Maintenance Chemotherapy
,
WT1 Proteins
,
Molecular Targeted Therapy
pp.465-470
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2020164991
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●イリノテカンの導入によりシクロホスファミドを減量する治療戦略が臨床試験において検証中である。●ヨーロッパにおいて、ビノレルビンを用いた維持療法の有効性が示されたが、寛解導入治療に用いられたアルキル化薬の投与量に留意する必要がある。●新規治療開発として、米国ではmTOR阻害薬、日本ではWT1ペプチドワクチンの有効性について検証中である。
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