特集 婦人科腹腔鏡下手術TLH/LM/LCの基本とコツ
腹腔鏡下子宮筋腫摘出術(LM)、腹腔鏡補助下子宮筋腫摘出術(LAM) LMおよびLAMの基本とコツ
浅田 弘法
1
,
田島 博人
,
有馬 宏和
1三成会新百合ヶ丘総合病院 産婦人科
キーワード:
子宮筋腫
,
術後合併症
,
術中合併症
,
腹腔鏡法
,
子宮筋腫核出術
Keyword:
Leiomyoma
,
Intraoperative Complications
,
Laparoscopy
,
Postoperative Complications
,
Uterine Myomectomy
pp.397-403
発行日 2022年4月1日
Published Date 2022/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022152638
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子宮筋腫核出術は、従来開腹手術で行われていたが、機器と手技の一般化により、腹腔鏡および腹腔鏡補助下(LMおよびLAM)による施行が普及してきた。安定した腹腔鏡下の縫合技術習得が必須の条件とはなるが、開腹手術に匹敵する臨床成績が示されている。拡大鏡による視野で、筋腫と正常筋層の境界部分も厳密に定義され、pseudocapsuleという一見筋腫と思われる層も認識されるようになってきた。本稿では、腹腔鏡下筋腫核出術(LM)における、筋腫同定方法、筋層縫合方法などのコツと注意点について述べる。
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