特集 婦人科腹腔鏡下手術TLH/LM/LCの基本とコツ
全腹腔鏡下子宮全摘術(TLH) 腹腔鏡下手術TLH/LMにおける縫合・結紮の基本とコツ
堀澤 信
1
,
黒田 浩
,
磯部 真倫
1長野赤十字病院 産婦人科
キーワード:
結紮
,
子宮筋腫
,
子宮摘出術
,
腹腔鏡法
,
縫合法
,
子宮筋腫核出術
,
シミュレーション訓練
Keyword:
Leiomyoma
,
Hysterectomy
,
Ligation
,
Simulation Training
,
Laparoscopy
,
Suture Techniques
,
Uterine Myomectomy
pp.381-386
発行日 2022年4月1日
Published Date 2022/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022152636
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全腹腔鏡下子宮全摘術(TLH)、腹腔鏡下子宮筋腫核出術(LM)を安全に実施できることは、婦人科腹腔鏡手術を行う医師にとってマイルストーンの1つである。その中で、縫合、結紮手技は最も重要な手技の1つであり、これらの習得なしでは手術は完遂できないどころか重篤な合併症へとつながる。近年、これらの手技をシミュレーションすることが可能になった。患者を危険にさらすことなく、実践に近い環境でトレーニングすることができる。本稿では、TLH、LMのシミュレーションを用いた縫合・結紮手技のコツとそのトレーニング法を紹介する。
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