特集 婦人科腹腔鏡下手術TLH/LM/LCの基本とコツ
全腹腔鏡下子宮全摘術(TLH) TLHにおける大きい子宮の場合と子宮腺筋症の場合のコツ
小堀 宏之
1
1メディカルトピア草加病院 婦人科
キーワード:
子宮摘出術
,
術前評価
,
腹腔鏡法
,
子宮腺筋症
Keyword:
Hysterectomy
,
Laparoscopy
,
Adenomyosis
pp.351-357
発行日 2022年4月1日
Published Date 2022/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022152632
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
大きい子宮筋腫を有する症例では腹腔鏡下の全体的な視野が不良となったり、子宮の可動性が不良となったりして、各所へのアプローチが困難となることもある。また、子宮腺筋症症例のうち子宮内膜症を合併している症例では、子宮周囲の癒着が強固であることも多く、本来の型通りの全腹腔鏡下子宮全摘術(TLH)を行うことが難しい場合もある。これら症例に対する手術戦略について解説する。
Copyright© 2022 SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.