症例
全腹腔鏡下子宮全摘出術後に腟断端離開および小腸脱を発症した1例
水崎 恵
1
,
岡本 修平
,
小野 方正
,
野澤 明美
,
北村 晋逸
1旭川医科大学 産科婦人科
キーワード:
子宮筋腫
,
子宮摘出術
,
手術創離開
,
脱出症
,
腹腔鏡法
,
小腸疾患
,
子宮腺筋症
Keyword:
Leiomyoma
,
Hysterectomy
,
Prolapse
,
Laparoscopy
,
Surgical Wound Dehiscence
,
Adenomyosis
pp.104-106
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2020105755
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全腹腔鏡下子宮全摘出術(TLH)の術後合併症として、頻度は低いが重篤な合併症として腟断端離開がある。今回われわれは、TLH術後86日目に性交渉を契機に発症した小腸脱を伴う腟断端完全離開を経験したので報告し、腟断端離開のリスク因子や発症契機について考察し、改善点について検討する。
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