特集 こんなときどうする?他科とのコミュニケーションガイド
(第3章)消化器内科・消化器外科 腸管損傷の回避法・対処法 Strategy for bowel injury in laparoscopic surgery
福永 正氣
1
,
土谷 祐樹
,
石引 佳郎
,
岩沼 佳見
1順天堂大学東京江東高齢者医療センター 外科・消化器外科
キーワード:
術後合併症
,
術中合併症
,
腸疾患
,
腸穿孔
,
腹腔鏡法
,
吻合部漏出
Keyword:
Intraoperative Complications
,
Laparoscopy
,
Intestinal Diseases
,
Intestinal Perforation
,
Postoperative Complications
,
Anastomotic Leak
pp.186-191
発行日 2022年3月25日
Published Date 2022/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022140452
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<産婦人科医におさえてほしいポイント>腸管損傷、特に腸管の穿孔は対応を誤ると患者は汎発性腹膜炎から敗血症、さらに多臓器不全に進展し、致死的な状況に陥る。このため産婦人科医は腸管損傷の回避する方法、対処法を知っておくべきある。また術前から外科医と連携して、外科医が手術時にバックアップできる体制を整えて手術に臨み、腸管損傷が偶発した場合は密に連携して迅速に対処すべきである。
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