特集 帝王切開-明日からできる工夫と留意点-
総論-工夫と留意点 1.尿路・腸管損傷の防止
小林 康祐
1
1総合病院国保旭中央病院 産婦人科
キーワード:
危険因子
,
術中合併症
,
腸疾患
,
帝王切開術
,
尿管疾患
Keyword:
Ureteral Diseases
,
Intraoperative Complications
,
Cesarean Section
,
Intestinal Diseases
,
Risk Factors
pp.1161-1165
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021341136
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帝王切開における合併症では、膀胱損傷の頻度が高いものの、尿管や腸管損傷は比較的まれである。しかし、いずれの合併症においても、帝王切開を行う際には、各損傷の発症しやすい時期や操作を念頭におき、その発生確認を常に怠らないよう注意することが重要である。
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