特集 新型コロナウイルス感染症が産婦人科診療に与えた影響
【III.診療体制】北海道の取り組み
馬詰 武
1
1北海道大学病院 産科
キーワード:
妊娠合併症-感染性
,
分娩
,
遠隔診療
,
感染予防管理
,
患者の受入れ
,
母子保健
,
北海道
,
疾病の流行
,
外来診療
,
個人用保護具
,
妊婦健康診査
,
COVID-19
Keyword:
Labor, Obstetric
,
Personal Protective Equipment
,
Pregnancy Complications, Infectious
,
Infection Control
,
Remote Consultation
,
Patient Admission
,
COVID-19
,
Maternal Health Services
,
Ambulatory Care
,
Epidemics
pp.275-279
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022135869
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2020年2月下旬になり全国でも突出して新型コロナ感染者の急増を認めていた北海道では、2月28日に北海道知事から全国初の緊急事態宣言が発せられた。北海道大学病院産科では、急激な社会情勢の変化に応じて3月4日にはオンライン妊婦健診・診療の体制を整備し、12月には産科病棟の感染妊婦専用受け入れエリアの設置、2021年5月からは緊急的に病棟閉鎖し感染者受け入れを行うという医療危機への対応を行った。
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