特集 着床を考える
鍼による着床改善
中村 一徳
1
,
徐 大兼
,
京野 廣一
1京都なかむら第二針療所
キーワード:
NK細胞
,
局所血流
,
自律神経系
,
着床
,
鍼療法
,
生理的血管新生
,
レーザー療法
,
着床障害
Keyword:
Autonomic Nervous System
,
Killer Cells, Natural
,
Acupuncture Therapy
,
Regional Blood Flow
,
Neovascularization, Physiologic
,
Embryo Implantation
,
Laser Therapy
pp.1301-1306
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021034596
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鍼灸は、古来より伝承的に利用されている医学であり、日本では約1500年にわたり、途切れることなく続いてきた。これが、効果がないもしくはプラセボならばこの歴史は潰えていたであろう。しかし作用機序、効果の検証が進んでいないのも現状である。施術者による技量やプロトコルの違いが、最も大きな壁として立ちはだかる。そこで基礎研究を利用したプロトコルにどれほど効果があり、検証に耐え得るか、生殖領域において1つの布石を置きたい。
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