特集 産婦人科医も知っておきたい旅行医学関連の諸問題~東京オリンピック・パラリンピックに向けて
海外渡航者への投薬上の注意点
櫻井 眞理子
1
1拓生会奈良西部病院 診療技術部
キーワード:
薬剤処方
,
慢性疾患
,
化学予防
,
服薬管理
,
旅行医学
Keyword:
Chemoprevention
,
Drug Prescriptions
,
Chronic Disease
,
Medication Therapy Management
,
Travel Medicine
pp.425-430
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2020201315
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海外渡航について相談があった際、常用している薬については渡航先で服用が中断せぬよう十分量持参させ、英文処方証明書を携帯させる。滞在が長期にわたる場合は、渡航先の医療機関でも継続処方が可能かどうか確認する。海外への携行に制限のある薬についての情報を確認し、患者があらぬトラブルに巻き込まれないよう留意する。渡航中の健康問題に対応できるように、市販薬や衛生用品を用意させる。
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