特集 産婦人科医も知っておきたい旅行医学関連の諸問題~東京オリンピック・パラリンピックに向けて
渡航ワクチンの考え方とトラベルクリニックのあり方
宮津 光伸
1
1名鉄病院予防接種センター
キーワード:
狂犬病ワクチン
,
ウイルス抗体
,
ムンプス
,
水痘
,
破傷風トキソイド
,
風疹
,
麻疹
,
予防接種
,
B型肝炎ワクチン
,
A型肝炎ワクチン
,
日本脳炎ワクチン
,
旅行関連疾患
Keyword:
Antibodies, Viral
,
Tetanus Toxoid
,
Mumps
,
Measles
,
Rabies Vaccines
,
Vaccination
,
Rubella
,
Chickenpox
,
Hepatitis B Vaccines
,
Travel-Related Illness
,
Japanese Encephalitis Vaccines
,
Hepatitis A Vaccines
pp.431-439
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2020201316
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渡航ワクチンの選択は年齢や準備期間、渡航先と期間、その行動などを基準に適切に要領よく計画的に接種する。破傷風の追加は無用でDPTを接種する。A型肝炎・B型肝炎の特徴と日本脳炎さらに狂犬病の考え方を中心に説明した。麻疹風疹おたふくかぜ水痘の抗体検査で無駄な接種を控える。渡航ワクチンの特徴とその目的を考えて個人ごとに必要な選択をする。成人でも母子手帳の確認と記録は必要。接種記録は英語表記で作成する。
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