特集 婦人科ロボット支援手術コンパクトマニュアル
セッティングの実際
堀江 昭史
1
,
万代 昌紀
1京都大学大学院医学研究科・医学部婦人科学・産科学
キーワード:
婦人科外科
,
ロボット手術
Keyword:
Gynecologic Surgical Procedures
,
Robotic Surgical Procedures
pp.283-287
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2020163528
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ロボット手術において最も重要なことは、患者に設置したトロカールとペイシェントカートのドッキングおよびトロカールの配置であるといっても過言ではない。実際の手術操作は開腹における手術操作とラパロの3D拡大視野を融合した手術となるため、安全性の高い手術を行うことが可能であるが、そのためには腹腔内の限られたスペースをいかに十分確保するか、腹腔外のロボットのアームの干渉をなくしてスムーズな手術を展開できるかが腱であるといえる。本稿ではそのセッティングについて述べる。
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