特集 With コロナ感染症診療―After コロナを見据えて
◉通院患者のWith コロナ感染症診療―患者マネジメントと治療の実際
②HIV 感染症患者/後天性免疫不全症候群(AIDS)患者
塚田 訓久
1
1国立研究開発法人国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター 専門外来医長
キーワード:
非AIDS合併症
,
1日1回1錠
,
U=U
Keyword:
非AIDS合併症
,
1日1回1錠
,
U=U
pp.115-119
発行日 2021年6月10日
Published Date 2021/6/10
DOI https://doi.org/10.34426/kk.0000000198
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HIV感染症は,1日1回1錠の服薬継続により長期生存可能な疾患となった。抗HIV療法で良好にコントロールされたHIV感染者の主な生命予後規定因子は動脈硬化性疾患や悪性腫瘍であり,COVID-19流行に伴う運動量の低下や体重増加の影響が懸念されている。HIV感染者の多くは現在拠点病院に通院しているが,一般的な合併症を地域の医療機関で診療する体制の構築が急務である。
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