日本看護協会
副会長活動ダイジェスト
任 和子
1
,
山本 則子
1
,
勝又 浜子
1
1日本看護協会 副会長
pp.3-3
発行日 2026年3月15日
Published Date 2026/3/15
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000002503
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- 文献概要
“最期はどこで迎えたいですか” と聞く前に
2014年から共同代表を務めている「京都ACP研究会」において、地域公開講座★1を開催しました。今年は「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」を、医療・ケアと法律・金銭という二つの視点から深める構成とし、講演に加えて参加者同士が話し合う時間も設けました。一つ目の講演は、ニューヨークで訪問看護・ホスピスに携わってきた岡田圭氏による、スピリチュアルケアとACPについての講演で、全人的苦痛に寄り添い、意味づけを支える対話の大切さが示されました。言葉を丁寧に受け取り、沈黙や「間」を大切にする姿勢は、ケアの根幹にあるものだと感じます。二つ目は、司法書士の福村雄一氏から「お金と法律」の課題が語られました。司法書士もACPに深くかかわり、人生の最終段階を支える重要な専門職であることが示されました。「心のケア」と「現実的な生活基盤」。この両輪がそろって初めて、その人らしい人生を最期まで支えることができます。より包括的なACPが実践できるよう、学びを重ねていきたいと考えています。
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